ドサまわり上映日記06

今日の日記は11月13日~15日まで行われていた山形国際ムービーフェスティバルの模様です。
東北は温泉がたくさんあるので大好きです。
でも、今回は温泉が目的ではないので自重しました。

映画祭会場のMOVIE ON やまがたは山形市郊外のいわゆるシネコン。
新しい映画館でプロジェクターがとても良く、大画面なのに発色がよくてびっくりしました。
意外に自主映画コンペ部門をメインにプログラムを組んでいる映画祭は少ないので、
自主映画コンペがメインに据えられた映画祭は、参加者としてうれしかったです。
どうしても馴染みのない土地にくると、歩き回りたくなる衝動が抑えられないので
ノミネート作品上映の前に山形市のレトロ建築をうろうろ。
元病院を移築した山形市郷土館にはグッと心をわし掴みされました。
無意味に入院したい。でも、陳列されてた疾患部の模型と昔のごつい医療機器は怖かったです。
さて、そんな観光気分が入ったまま向かった会場。
「鏡の娘」の一連の映画祭巡りもここで最後だなぁ、
としみじみ思いつつ足を踏み入れると
会場内の一角に妙な磁場が。
・・Z監督が、ごろ寝してる!
まさか最後の最後に、こんなに緊張するとは思いませんでした。
さらに、まさかまさかで東北ケーブルテレビネットーワーク賞をいただきました。
最後に賞をもらえて、ああ来年もがんばろうと金子ともども元気になりました!
-- 今回の映画祭で見た作品
やはり準グランプリの上野山 雅也監督「Consciousness the Short」は
作品の強度があり、面白かったです。女優さんもキュート。
内容が死に行く女性の回想ということもあり、「こなごな」と比較しても思うところが多かったです。
ロングバージョンもあるようなので、そちらも観てみたいと思いました。
あと、アニメーションの植草 航監督「向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった」が
動きの躍動感が独特ですごいと思いました。


そば食べたり、Z監督を初めとする最前線の監督3氏のトークセッションを見たり、
最後はどうしても行ってみたかった注連寺で良いお話を聞いてお祈りして帰りました。
ありがたや。
こんどは雪囲いしていない時期に行きたいです。
ku
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