「復元師」「逢瀬」同時上映

一時より少し落ち着いたものの、暑い毎日が続きます。
この間、群馬~栃木方面に行った時、2時間くらいにわたって
激しい雷雨に見舞われ(写真は高速道路から見えた雷)、
一年前の今頃に群馬県みどり市で撮影していた『水の足跡』の現場を
思い出しました。その折も、2回ほど突然の雷雨で撮影が中断され、
山間の天候の急速な変化に、改めて惧れを感じました。
ところで話は変わりますが、7月13日(土)の夜、
日本テレビの「心ゆさぶれ!先輩ROCKYOU」というTV番組で
『すみれ人形』に出演してもらった綾野剛さんの特集があり、
その中で「すみれ人形」ワンシーンのスチルが流れたそうです。
(自分は見てないので詳しくは分からないのですが…)

↑このシーンの撮影から早8年、完成から6年以上経っていることを
考えると、なかなか息の長い作品なのかも知れません。
息が長いと言えば、2010年撮影の『復元師』の上映がまたあります。
今回は『復元師』と、その続話でもあり、
目下のところの最新作『逢瀬』が、7月25日(今週の木曜日)に
急遽、京都のイベントにて二本立て上映して頂くことになりました。
詳細はコチラ↓のHPにて。ページ下部に、上映作品等、記載があります。
立誠・シネマ・プロジェクト
急に決まったことなので、自分も詳細を把握出来てない部分がありますが、
MOVIE WALKERなどに執筆し、関西の映画評論家・映画ライターとして
活躍著しい田辺ユウキさんと、関西で映画制作をしている映像家族yuccaが
それぞれのセレクト・制作作品を競う、というイベントのようです。
その中で『復元師』『逢瀬』は、知己ある関西映画人の方の推薦により、
田辺ユウキさんセレクト、という枠内で上映して頂きます。
会場は、元・立誠小学校 特設シアターで、7月25日(木)16:30~ の上映。
『逢瀬』は『復元師』シリーズの第二弾という内容になっており、
今回が初の一般上映、かつシリーズ二作同時上映も、もちろん初です。
京都お近くの方は是非、ご来場下さい。
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『復元師』

遺跡から発掘された骨を復元し、大胆な学説を唱えてきた異端の考古学者・諸川。
度重なる発掘上の不正行為で考古学会を追放された彼は、
どこへ発表する当てもない「鬼」についての論文を書くため、
フィールドワークへと旅立つ。
向かうのは、古くから「鬼」の伝説が語られてきた辺境の島。
しかし彼の行動が、島に住む若き兄弟の隠された過去を暴いていくことに…。
【2010年/カラー/16:9HD/29分】
※山形国際ムービーフェスティバル2011 村川透監督賞
監督/脚本/撮影/編集:金子雅和
録音:高田伸也 音楽:神谷司
出演: 松蔭浩之 松岡龍平 高木公介(「ふゆの獣」) 小深山菜美(「夜が終わる場所」)
『逢瀬』(復元師 第二話)

「復元師」より二年前の物語。
考古学者・諸川は、若くして妻を亡くし、ふたりの成人した娘と
共に田舎町で暮らしている。
ある日、調査のために「神隠し」伝説が残る岩山にやってきた彼は、
祀られたのち打ち捨てられたイノシシの骨を発見する。
しかし、その骨を家に持ち帰って昔の姿に復元した頃から、
彼の娘たちの身に異変が起こり始めて…。
【2013年/カラー/16:9HD/36分】
※未公開作品
監督/編集:金子雅和
撮影/照明:与那覇政之 録音:宮崎圭祐 音楽:神谷司
脚本:金子雅和 上原三由樹 協力:信州上田フィルムコミッション
出演:山田キヌヲ(「悪人」「その夜の侍」) 尾崎愛(「サウダーヂ」)
松蔭浩之 中村邦晃(「どんずまり便器」) 東哲哉
| 上映情報 | 10:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑