須坂、そして上映情報

ずいぶん時間が経ってしまいましたが、約一ヶ月前に
長野県須坂市で開催された、信州須坂蔵の町映画祭に行ってきました。
知人から『復元師』を上映しないか、と声を掛けてもらっての
参加だったのですが、ちょうど近い方面へのロケハンを続けていたので、偶然に驚きつつ。
須坂市といえば、米子大瀑布が有名です。
今回は行けなかったのですが、上の写真が二年前の夏に訪れた時のもの。
スケールが大きすぎて(かつ完全な逆光で・・)分かりづらいですが、
写真中央の岸壁左右に、80m級の巨大な滝が二本、白い筋となって姿を見せてます。

左側の滝だけ、もう少し分かりやすく撮ったもの↑
また再訪してみたいと思います。
今回の須坂映画祭は、古くは養蚕によって賑わった町・須坂市の数箇所が
上映会場となってました。
町中には至るところに立派な蔵があり、当時の興隆を感じさせます。

家(お店?)の壁面にあつらえられた、こんな飾り付けがとても粋。

迷路のように複雑でいて魅惑的な町は、
様々な歴史が入り混じって残っており、絵になる路地も多く

『復元師』が上映されたのは、笠鉾会館という
祭り用の神輿が飾られたホール↓

歴史深き町で神輿に囲まれて『復元師』を見る、というのは、
新鮮で楽しい経験でした。
ご来場頂いたお客さま・映画祭主催者皆さま・そして知人を通じて映画祭での
上映を決めて下さった山岸謙太郎監督(須坂市ご出身の映画監督)、
本当にありがとうございました。
須坂映画祭、今回が第一回目の試みだったようですが、
この町の持つ豊かさ・魅力を、じんわりと感じました。
来年の開催にも期待したいです。
ところで11月は、『水の足跡』と最新作『逢瀬』の上映が続きます。
直近のものとして↓
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日本芸術センター第五回映像グランプリ 公開審査上映内で
11月2日(土)19:30~
会場:東京芸術センター シネマブルースタジオ
料金:¥500
※『水の足跡』『逢瀬』の2本+他監督の作品の、計4本上映


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これは絵画・音楽・映画などの芸術振興を目的としたコンペティションで、
『水の足跡』『逢瀬』共に、一次審査を通過しての公開審査の機会です。
翌3日には、最終審査結果の発表があるようです。
『逢瀬』に関しては、正式には今回が都内初上映です。
限定公開中の『逢瀬』予告編↑
この機会にぜひ、会場の大きなスクリーンでご高覧ください。
その後も11月中は上映が続きますので、また追って書きます。
取り急ぎ、【NEWS】をご覧下さい。
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