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ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016

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 2月25日~29日開催の、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016にて、
最新作『アルビノの木』が初一般上映されるため、現地へ行って参りました。

ゆうばり映画祭には、2013年に『水の足跡』をショートフィルムショーケース部門に
ノミネートして頂いて初参加、今回はフォアキャスト部門に選出されての上映でした。

北海道は、映画祭ノミネート/招待で行くのは3回目、自分にとって特別に好きな場所なので、
夕張入りする前に少々寄り道しつつ。。

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エゾジカの剥製。『アルビノの木』も、鹿をめぐる物語です。

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アイヌの装飾品。
ちなみに『アルビノの木』主人公名:ユクは、アイヌ語で鹿のこと。

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ヒグマの剥製。

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本物のヒグマ。初めてみましたが、写真では伝わらない大迫力。

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チセと言われる、アイヌの家。

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プーと呼ばれる、貯蔵庫。
ちなみに集落/村はコタン。アイヌは人間、カムイが神。
アイヌ言語には、「自然」を表す言葉はないそうです。

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沙流川。
綺麗なこの流れの周りに、集落(コタン)が出来たようです。

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そろそろ夕張へ向かいます。

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夕張着。
今回のメイン会場である、小学校跡「ひまわり」。
かつては炭鉱で大いに栄えましたが、今はひとつも映画館がないため、
体育館や武道場、ホテルの宴会場、学校の教室などに
スクリーンが設置され、上映会場となってます(計6スクリーン)。

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映画祭公式カタログ。
ゆうばり映画祭のシンボルである虎。

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『アルビノの木』の紹介。
上映は翌日28日、映画祭クロージング間近のタイミングです。

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そして夕方、主演の若き猟師:ユク役の松岡龍平さん、
ベテラン罠猟師:火浦役の長谷川初範さんが到着。
恒例のストーブパーティー(屋外で地元市民の方たちの料理の振る舞い)に参加。
俳優の黒田勇樹さんと一緒に一枚。
超寒いですが、鹿肉も出ました。

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午前3時まで呑んで、翌朝、長谷川さんは地元メディアの取材。
そして昼は皆で夕張名物(?)カレーそば。
ボリュームがすごいです。

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このそば屋・吉野家さんに、長谷川さんがサインを頼まれて。
ちゃんと『アルビノの木』と書いてあります。

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いよいよ上映間近。
会場のゆうばり共生型ファーム(やはり元小学校の教室)へ。
廊下に長蛇の列が出来、開場直後、すぐに満席に。

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上映、始まりました。
長谷川さんは、お客さんと一緒に初鑑賞。
熱気があります。

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無事上映終了(86分)、そして舞台挨拶へ。
左より、ユクの姉:イズミ役の山田キヌヲさん、長谷川さん、金子(虎マークが顔面直射・笑)。
山田キヌヲさんは今回、オフシアターコンペ部門の審査員として夕張に初参加。
10年来、映画でご一緒させてもらってますが、すっかり女優として出世されました。

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一番左に、役場の課長:群田役の細井学さん。

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一番右に、監督助手の福田佑一郎さん。
松岡さん、山田キヌヲさん、福田さんは西日本出身で、
みんな初北海道、とのこと。
長谷川さんは北海道紋別出身。

舞台挨拶では、我が組定番、命がけとも言える過酷なロケ現場の話や、
初めて作品をご覧になった長谷川さんの感想
「シナリオを読んだときに予想していたものを、遥かに上回っていた」
「役者は、良い映画になるのであればいくらでも待つし、監督の素材に徹する」
といった、初鑑賞の興奮さめやらぬ熱い言葉が出て、大いに盛り上がりました。

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上映後、みんなで一枚。
この上映のために駆けつけてくれた、
メインロケ地の長野県須坂市・観光協会の方が撮ってくれました。
須坂のロケの魅力が、一般のお客さんにも伝わったことと思います。

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上映後、松岡さんと長谷川さんは、お仕事の都合で
直ぐに夕張を出発。
長谷川さんは2013年にもゆうばり映画祭に参加されていて、
そのとき『水の足跡』を見に来て、上映後、声をかけて下さいました。
そして「次の作品に出たい」と仰って頂いて、今作へのオファーと繋がりました。

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↑2013年にゆうばりでお会いした時の写真。

松岡さん、山田キヌヲさん、金子は2006年1月に、
真冬の山の中、凍った滝の前で撮影していた『すみれ人形』以来の縁。
10年を経て、雪国で開催の大きな映画祭で3人が揃うのが、感慨深かったです。

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そのあとコンペ部門の結果発表に審査員の山田キヌヲさんは駆けつけ、
クロージングパーティから、また・・・午前3時まで呑む。。
↑招待作品『STOP』で来日されていたキム・ギドク監督に
奢ってもらってしまいました・・・。
カンヌ・ベルリン・ヴェネチアと、世界三大映画祭で受賞しているキム・ギドク監督の
映画は殆ど見てますが、作品と同じく真っ直ぐで、鋭くも優しいお人柄。
やはり作品には、監督の人間性がそのまま出るのだな、と。


翌日はコンペ部門の受賞作上映のあと、
これも恒例の、夕張市民の方たちがご用意下さった料理による
さよならビュッフェがあって、参加者全員、名残惜しくも夕張を発ちました。

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新千歳空港で食べた、北海道カレー。

今回はコンペ受賞作も、若いエネルギーと才能に溢れていて、大いに刺激を受けました。
世界一楽しい映画祭」という看板に偽りなしの、
充実した映画祭、そして『アルビノの木』初上映の場でした。

映画祭関係者の皆様、ご来場頂いたお客様、そして遠いところお越し頂いた
須坂市観光協会様、誠に有難うございました。


 『アルビノの木』は現在、劇場公開へ向けて着実に動いてます。

まだ、確かなことをお知らせ出来ない段階ですが、
劇場詳細や、次なる上映情報を早めにリリース出来るよう、一歩一歩進めていますので、
たまに当ブログや下記等、チェック頂ければ幸いです。

『アルビノの木』公式HP※準備中です

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