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風化

 標高2千メートルほどの場所にいました。
色々な意味で、正に辺境と言える土地。
(画像はすべてクリックで拡大されます)
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峠に並ぶ索道跡の鉄塔を見上げながら、ひたすら谷間へ下降。
山肌を、刃物で切り裂いたような細い山道↓
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一時間弱も下ると、残留物で出来たボタ山地帯。
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足を踏み入れると、蟻地獄のように崩れていく急峻な坂を下り…
(場所を誤ると、二度と戻ってこれなさそうです)
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来た道を見上げると、白・赤・緑の不思議な色彩並び。
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まるでエル・トポの世界、黒い傘をさすと益々。。
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古代神殿のような遺構(先月ブログ『峠の犬』とは別場所)には、
緑が生い茂っています。
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人間が残していった物たちは、長い年月の経過によって
あたかも「自然にそこに在る」かのような力を放ってます。
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巨神兵の残骸のよう↓
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こういった遺物たちを目の当たりにしていると、
人が物を創るという行為も、自然が物質を風化させることと似て、
人間の強い想いを、ひとつの作品という形として
ある時代や場所の中に「あたかも最初から在る」ように定着させようとする、
途方もない作業なのだなあ、と感じたりします。

2011_09_01.jpg
↑峠を登っていく道は、某中東映画の一コマのよう。
つづらおりカーブの右端一段目と三段目に、
人がふたり歩いてます(分かりにくいですが)。

15時を過ぎると、山はあっという間に霧の中へ消えていきました。


これらの情景が、映像として定着されるよう
地道につとめていく日々です。

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